Schemeとは?プログラミング言語を初心者にもわかりやすく解説

Schemeとは

Scheme(スキーム)は、1975年にLispから派生したプログラミング言語で、いわゆる Lisp 方言のひとつです。派生元の Lisp に比べると言語仕様が簡潔になっていて、シンプルな構文でコードを書くことが出来るのが最大の特徴です。

Schemeは、最初に登場した1975年から何度か改訂されており、2013年にリリースされた第7版が現時点での最新版となっています。

Schemeの特徴

Schemeには、以下の特徴があります。

  • Lispを継承しており、人工知能に向いている
  • シンプルで学習しやすい
  • Scheme のソースコードは、()括弧の入れ子となっている
  • それなりに動く長所もあるが、バグを見つけにくい短所もある

Schemeは、 Lisp から派生したプログラミング言語です。派生元である Lisp はもともと人工知能研究のために開発された言語ですが、 Schemeもまた人工知能に向いた言語とされます。

Schemeは、派生元の Lisp に比べると言語仕様が簡潔にされており、シンプルで学習しやすいプログラミング言語となっています。

Schemeのソースコードは()括弧の入れ子となっています。 Lisp と同じようにまず演算子があって、そのあとに引数がリストのように並びます。例えば、1+2-3+4-5という数式を Schemeで表すなら、(+ 1 (+ (- 2 3) (- 4 5)))となります。

考え方としてはシンプルですが、慣れていないと括弧だらけで読みづらいソースコードと言えなくもありません。括弧の位置が間違っていれば、Schemeのプログラムは動きませんので、バグ探しに時間が掛かることもあるでしょう。

Schemeはこんな場面で使われている

Schemeは、人工知能の分野で利用されることの多いプログラミング言語です。

Schemeを学ぶメリット

これからプログラミング学習を始める人が、Schemeから入ることは少ないでしょう。もし、プログラマとして就職に有利になる言語を身に着けたいなら、他のプログラミング言語を学んだ方が良いかもしれません。

Lispを使いたい研究者が、よりコンパクトなSchemeから入るのはありかもしれません。シンプルで言語仕様が小さいSchemeなら、Lispに比べて学習コストを低く抑えられるでしょう。