Bootstrapとは
Bootstrap(ブートストラップ)は、2011年にTwitter社が開発したCSSフレームワークです。Bootstrapを利用すると、ウェブサイト上で利用するフォーム・ボタン・テーブルなどのスタイルを、簡単な記述で美しくまとめられます。
Bootstrapには、HTML+CSSによるデザインテンプレートが多数用意されています。フォーム・ボタン・テーブルなどを装飾するCSSコードを書く手間がなく、しかも見栄えよくまとまります。
HTML+CSSのコードが複雑になりがちなグリッドレイアウトや、閲覧する端末に合わせて横幅を変動させるレスポンシブデザインなどの高度なスタイルも、 Bootstrapの記法で簡単に実現できます。
さらに、jQueryで構築されたプラグインを使用することで、ダイアログボックス、ツールチップ、カルーセル、折り畳み、モーダル表示などの、JavaScriptによるユーザーインターフェイスも簡単に利用できます。
Bootstrapの最新版は、2018年に発表されたBootstrap 4です。
Bootstrapの特徴
Bootstrapには、以下の特徴があります。
- HTMLとCSSをベースにしたデザインテンプレートが多数用意されている
- CSSコードを書く手間がなく、簡単な記述で美しいスタイルを適用できる
- レスポンシブデザインに対応している
- Bootstrapの実体は、複数のCSSファイルとJavaScriptファイルの集合
- デザインテンプレートは、モジュール化されている
Bootstrapには、HTMLとCSSをベースにしたデザインテンプレートが多数用意されています。CSSコードを書く手間がなく、簡単な記述で美しいスタイルを適用できるので大変便利です。
Bootstrapは、レスポンシブデザインに対応しています。CSS3のメディアクエリを使用しており、ブラウザの横幅を自動判別してウェブページのレイアウトが変動します。Bootstrapを利用することで、PC、スマホ、タブレットなどの端末に合わせて簡単にレイアウトを調整できます。
Bootstrapの実体は、複数のCSSファイルとJavaScriptファイルの集合です。Bootstrapのデザインテンプレートは、モジュール化されています。
Bootstrapを学ぶメリット
Bootstrapを使えば、レスポンシブデザインを簡単に採り入れたり、ボタンやナビゲーションなどのデザインを見栄えよく仕上げることができます。簡単な使い方だけでも身につけておけば、ウェブサイトの開発効率と完成度を上げられるでしょう。
Bootstrapで求人を検索すると、ウェブサービス開発のフロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアなどでの募集が確認できます。
Bootstrap のスキルが求められる職場では、他に使えることが望ましいスキルとして、HTML5、CSS3、JavaScript、jquery、LESS、Sassなどが挙げられています。
Bootstrap公式サイト: https://getbootstrap.com/