React Nativeとは
React Native（リアクトネイティブ）は、2015年にFacebookが開発したモバイルアプリ開発用のJavaScriptフレームワークです。 React Nativeを使うと、JavaScriptで記述したコードで、AndroidおよびiOSのネイティブアプリを作成できます。
React NativeのベースとなるのはReactです。Reactは、2013年に Facebookが開発したウェブアプリケーション構築用のJavaScriptフレームワークです。 Reactを使うと、JavaScriptによる簡潔な記述でシングルページアプリケーション（SPA）を作成できます。
React Nativeでは、Reactと同様に開発言語にはJavaScriptを使います。開発言語はJavaScriptですが、ビルドすることでネイティブコードとなります。開発されたAndroidおよびiOSアプリは、ネイティブコードでレンダリングされるため、ユーザーエクスペリエンスを損なうことはありません。
React Nativeの特徴
React Nativeには、以下の特徴があります。
- Reactを使用してAndroidおよびiOSのネイティブアプリを作成する
- JavaScriptとJSXで記述、ネイティブコードでレンダリング
- 保存⇔表示を高速に繰り返せるので効率的に開発を進められる
React Nativeは、Reactを使用して AndroidおよびiOS のネイティブアプリを作成するためのJavaScriptフレームワークです。アプリ開発の際にはJavaScriptとJSXでコードを記述しますが、ビルドして完成した AndroidおよびiOSアプリはネイティブコードでレンダリングされます。
React Nativeでは、AndroidおよびiOSのネイティブアプリをJavaScriptとJSXで開発します。動作確認の際にもネイティブビルドの完了を待つ必要はなく、保存⇔表示を高速に繰り返せるので効率的に開発を進められます。
JSXとは、FacebookがJavaScriptの拡張構文として開発した、XMLに似た構文のことです。ReactではJavaScriptの他にJSXを利用できますが、JSXはあくまでもオプションでありReactの使用に必須ではありません。
React Nativeを学ぶメリット
React Nativeで求人を検索すると、iOS/Androidアプリ開発エンジニア、ウェブアプリ開発エンジニアなどでの募集が確認できます。
React Native のスキルが求められる職場では、他に使えることが望ましいスキルとして、React、Flutter、Unityなどが挙げられています。
React Native公式サイト： https://facebook.github.io/react-native/
