AWKとは
AWK(オーク)は、1979年に開発された文字列処理が得意なプログラミング言語です。文字列の検索、抽出、置換などの処理に長けています。
AWKは、アメリカのベル研究所におけるUNIX開発の過程で誕生しました。最初は、テキストファイルを効率よく処理することを目的にした簡単なスクリプトでした。その利用者がだんだん増え、実行できる処理の種類が増やされて、AWKというプログラミング言語になりました。
AWKという名称は、開発者であるアルフレッド・エイホ、ピーター・ワインバーガー、ブライアン・カーニハンの3人の頭文字に由来します。読み方は、「オーク」であり、「エー・ダブリュー・ケー」ではありません。
AWKの特徴
AWKには、以下の特徴があります。
- もともとテキストファイルを処理することを目的に開発された言語
- 文字列の検索、抽出、置換などの処理に長けている
- CSV形式のファイルを処理する際などに利用される
AWKは、テキストファイルを処理することを目的に開発された言語であり、文字列の検索、抽出、置換などの処理に長けています。
AWKによる基本的な処理手順は、以下の通りです。
- ファイル内のテキストを読み込み
- 一行ずつ処理を実行して
- その結果を書き出す
AWKは、スペース区切りやタブ区切りのテキストデータを処理するのも得意です。そのため、CSV形式のファイルの処理などに利用されることがあります。
AWK はこんな場面で使われている
AWKは、CSV形式のファイルの処理などに利用されることがあります。
AWKを学ぶメリット
これからプログラミング学習を始める人が、AWKから入ることは少ないでしょう。もし、プログラマとして就職に有利になる言語を身に着けたいなら、他のプログラミング言語を学んだ方が良いかもしれません。