Luaとは?プログラミング言語を初心者にもわかりやすく解説

Luaとは

Lua(ルア)は、1993年にブラジルのリオデジャネイロ・カトリカ大学のコンピュータ科学科のチームによって開発された汎用スクリプト言語です。Luaという名称は、ポルトガル語の「lua(月)」に由来しています。

Luaは、C言語、C++、Java、C#、VB.NETなどのメインの言語で書かれたプログラムと組み合わせて、汎用的に使えるスクリプト言語です。移植性が高くて実装が簡便、動作が非常に高速、などの特徴を持っており、2000年代の終わり頃には人気が高まりました。

Lua の特徴

Lua には、以下の特徴があります。

  • C言語などのメインの言語に組み込んで利用する
  • 移植性が高い
  • スクリプト言語のなかでは最速の部類に入る
  • 手続き型の言語
  • オブジェクト指向プログラミングが可能
  • 整数と浮動小数点数の区別がない
  • 関数を変数として扱える

Luaは、C言語、C++、Java、C#、VB.NETなどのメインの言語で書かれたプログラムと組み合わせて、汎用的に使えるスクリプト言語です。

具体的には、C言語などで書かれたホストプログラムから、拡張子が「.lua」のLuaファイルを読み込んでLuaスクリプトを実行します。

Luaは、Windows、MacOS、Linuxなど、様々なOS環境で動作します。移植性が高く、他の言語で書かれたプログラムに組み込んで利用しやすい特徴があります。

スクリプト言語のなかでは最速の部類に入るとされており、Perl、Python、Rubyと比較しても高速とされます。

Luaはこんな場面で使われている

Luaは、ゲーム開発で利用されることがあります。Luaを利用することで、既存のメインプログラムを変更することなく、それに追加する形でゲームのバランスを調整できるなどのメリットが得られます。

Luaを学ぶメリット

Luaの求人を検索すると、ゲームプログラマ募集のスキル要件として、Luaを挙げている企業を散見します。

ゲーム開発に興味のある方なら、C++とLuaを組み合わせて使えるスキルなどを身につけると、就職や転職の際に有利になるかもしれません。