Flutterとは?Googleが提供するモバイルアプリ開発フレームワークについて解説

Flutterとは

Flutter(フラッター)は、 Googleが提供するモバイルアプリ開発フレームワークです。

Flutterの開発言語は、DartというGoogleが開発したプログラミング言語です。 Flutterでは、Dartのプログラムをひとつ書くだけで、Android向けとiOS向けのアプリを開発できます。

AndrioidアプリとiOSアプリの開発言語や開発環境は全く異なるため、両方のアプリをリリースしようとすると、基本的には別々に開発する必要がありました。 Flutterを利用することで、ネイティブアプリ開発を効率的に行えるようになります。

Googleの新OS「Fuchsia」に搭載?

2016年、Googleは「Fuchsia(フーシャ)」という名称のOS開発プロジェクトを公開しました。Fuchsiaは、Android、Chrome OSに続くGoogleの新しいOSです。2020年現在も開発中ですが、主にモバイル向けのOSとされています。

このFuchsiaには、アプリケーション開発用の主要なツールとしてFlutterが搭載されるようです。Flutter上でDart言語でプログラムをひとつ書くだけで、Fuchsia、Android、iOS上で動くアプリを開発できるようになる予定です。

Fuchsiaについては、実際にリリースされるまではどうなるか分かりませんが、少なくとも現時点で、Flutter上でDart言語のプログラムをひとつ書けば、AndroidとiOSの両方で動くアプリを開発できます。

Flutterの特徴

Flutterには、以下の特徴があります。

  • ひとつのプログラムでAndroid向けとiOS向けのアプリを開発できる
  • 開発言語はDart

Flutterでは、ひとつのプログラムでAndroid向けとiOS向けのアプリを開発できます。Flutterの開発言語は、Dartです。

Flutterを学ぶメリット

Flutterで求人を検索すると、Android向けやiOS向けのネイティブアプリ開発エンジニアなどの募集が確認できます。

Flutterのスキルが歓迎される職場では、他に使えることが望ましいスキルとして、Dart、Java、Kotlin、Swift、Unity、React Native、Xamarinなどが挙げられています。

Flutter公式サイト: https://flutter.dev/