SuperColliderとは
SuperCollider（スーパーコライダー）は、1996年にアメリカのJames McCartneyという人物によって開発された音響合成用のプログラミング言語、および、統合開発環境（IDE）です。
SuperColliderは、サウンドをプログラムで操作することに特化した言語です。リアルタイムな音響合成を実現して、音楽家や音響の研究者がライブでも利用できるように開発されています。
SuperColliderは、2002年からオープンソースとして公開されています。GPLライセンス（General Public License）であり、誰でも自由に使用したり改変することが可能です。多くの開発者が改変に関わっており、最新版は2018年に更新されたバージョン3系です。
SuperColliderの特徴
SuperColliderには、以下の特徴があります。
- サウンドプログラミングに特化した言語
- リアルタイムな音響合成が可能
- 統合開発環境を無料で利用できる
- MacOS、 Windows、Linuxで動作する
SuperColliderは、サウンドプログラミングに特化した言語です。 音響合成によりサウンドに効果を与えられます。リアルタイムな音響合成が可能なので、ライブでも利用できます。
統合開発環境が用意されており、 ダウンロードしたSuperColliderをインストールしたら、その画面内でプログラムを開発・実行できます。 SuperColliderの統合開発環境は、MacOS版、 Windows版 、Linux版が用意されており、無料で利用できます。
SuperColliderはこんな場面で使われている
SuperCollider は、サウンドプログラミングに利用されます。音楽家や趣味で音楽を楽しむ人が、サウンドに音響効果を与える際に利用されています。また、音響研究などの分野でも利用されることがあります。
SuperColliderを学ぶメリット
SuperColliderを学んで身につけることで、音楽表現の幅を広げたり、音響研究に役立つかもしれません。音楽・音響を職業や趣味にしている方、および、音楽業界を志望する方には、おすすめの言語と言えるでしょう。
もし、ソフトウェア開発、アプリ開発、ウェブ開発などの分野において、プログラマとして就職に有利になる言語を身に着けたいなら、他のプログラミング言語を学んだ方が良いでしょう。
